
持世寺橋は、山口県宇部市吉見に位置し、厚東川を渡る橋りょうで、地域を結ぶ道路ネットワークの一部を構成しています。
厚東川は秋吉台を源流として宇部市を南北に流れる河川で、古くから流域の生活や農業を支えるとともに、水害の影響も受けてきた歴史を持っています。
橋の周辺に広がる持世寺地区は、中世に有力豪族であった厚東氏によって創建・再興された寺院「持世寺」に由来する地であり、この地は地域支配や信仰の中心として栄えた歴史を有しています。
また、周辺には霜降山や霜降城跡といった中世の遺構が残り、戦国期の地域支配の拠点として発展してきた背景が見られます。
現在の持世寺橋は、こうした歴史を有する地域において、厚東川を安全に渡河し、生活圏や観光動線(温泉や登山口など)を支える役割を担っています。
河川とともに形成されてきた集落と歴史資源をつなぐインフラとして、自然環境と歴史景観の双方を体感できる地点となっています。
施設インフォメーション
- インフラ名
- 持世寺橋
- 所在地
- 宇部市大字吉見
- 路河川名
- 一般県道西岐波吉見線
- 管理者
- 山口県(宇部土木建築事務所)
- 施設規模
- 橋長105.0m
- 施設詳細
- 2011年(平成23年)架設、鋼I桁橋
- 最寄り駅
- 厚東駅
- 周辺の観光地
- 持世寺温泉、持世寺跡、霜降城跡
- 名産
- 厚東米